熱中症ってナニ?? ? 起こりやすい時期と年代

2015年8月19日

こんにちは。
トレーニング&コンディショニング担当の佐藤です。

今回は、この時期に注意が必要な熱中症について
起こりやすい時期と年代についてお話をしたいと思います。

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皆さん、「熱中症」って聞くと、
何を思い浮かべますか?

●炎天下の暑―い中でスポーツをした時に起こる。
●命に関わることも有りうるもの。
●水分補給せずに運動していたらなるもの。
●こども、おじいちゃん、おばあちゃんがなりやすいもの。

などなど、いろいろなイメージをお持ちかと思います。

熱中症は、夏の炎天下の中で
激しい運動や作業をしたときだけ
に起こるわけではなく、

身体が暑さに慣れていない梅雨明けごろや、
気温、湿度の高い室内でも起こることがあります。
状態によっては、最悪命に関わることもあります。

そんな熱中症について、まずは正しい知識を身に付けましょう!

「熱中症とは」

熱中症とは、暑い環境下で起こる
身体適応の障害の総称です。

発症のメカニズムとしては、
脱水によって体温が上昇し、
それにあわせて血流が低下したり
多臓器不全をおこすことで起こります。

主な症状は、めまい、失神、頭痛、
吐き気、筋肉のけいれん、
異常な体温上昇や発汗
(暑いのに汗が出ないなど)など
があげられます。

熱中症には、
起こりやすい時期や年代、要因があります。

 

1、起こりやすい時期

下図1は2014年度の大阪市での日別患者発生数のグラフです。
出典:国立環境研究所

(出典:国立環境研究所)

2014年度の大阪市での日別患者発生数によると、
6月初旬に小さいピークが、
7月中旬?8月末にかけて大きなピークがあります。

このことから、

●梅雨明けや梅雨の晴れ間など、急激に気温が高くなった時
●真夏の気温の高い時

に発生しやすいことが分かります。
まさに今ですね!!

 

2、起こりやすい年代

下図2は2014年度の大阪市での性別・年齢階級別発生率です。

2出典:国立環境研究所

(出典:国立環境研究所)

これを見ると、

「7?18歳」

「65歳以上」
にピークがあります。

このことから、

●屋外活動が活発な児童?高校生
●高齢者

に多いことが分かります。

あわせて乳幼児は注意が必要です。

乳幼児は大人よりも代謝が
活発で体温が高いにもかかわらず
汗腺が未発達で、うまく体温を
調整することができません。

自分の状態を正確に把握し、
それを伝える力が低い乳幼児なので、
大人が子どもの状態をしっかり観察し
対応することが重要になります。

 

3、起こりやすい要因

熱中症が起こりやすい要因があります。

【1】環境
起こりやすい時期や気温、湿度、風の有無などがあげられます。

【2】からだ
年代以外に、肥満の方、
糖尿病などの疾患をお持ちの方、
疾患あけなど、体力が落ちている
方、二日酔いや寝不足などの体調不良の方などがあげられます。

【3】行動
慣れない作業や運動時、
長時間の屋外での作業や運動時、
水分補給できない状況時
などがあげられます。

熱中症が起こりやすい
時期と年代、要因について、
ご理解いただけましたでしょうか?

次回以降
「熱中症の分類」
「熱中症の予防」
「熱中症の応急処置法」について、お話します。

お楽しみに!!

(写真撮影:stockvault)

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熱中症ってナニ?? ? 起こりやすい時期と年代

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佐藤 曜子

この記事を書いた人: 佐藤 曜子

「スポーツに関わる仕事がしたい。」というザックリした目標を持って進学した体育系大学在学中に「アスレティックトレーナー」の存在を知り、その仕事内容に「ピンッ!!」ときた私。 「どうしてもこの仕事がしたい!」と大学卒業後、専門学校へ進学し、トレーナーの道へ進みました。 スポーツ現場、医療現場、スポーツ系専門学校での教員を経て、現在はアロマテラピーを用いながら、スポーツ選手を始め、一般の方々へのコンディショニングを行っています。 ■一般社団法人 キッズ&ジュニア スポーツコンディショニング協会   認定インストラクター ■(公財)日本体育協会公認アスレティックトレーナー? ■アスリートネットワークLab. トップコンディショニング担当トレーナー

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