皆さん、こんにちは。
協会理事の名倉です。
コミュニケーションにマッサージが役に立っている。
さて、先月に書かせて頂いたブログ。
「直接触れる」マッサージが、何にも代えがたい親子関係を作る】
は、お読み頂けましたでしょうか。
22歳の娘が、よっぽど辛かったのか、
久しぶりに「お父さん、ちょっと背中だけお願い」と声をかけてきてくれて、
マッサージしたときのことを書きました。
我が家では、お父さんと子供たちとのコミュニケーションに
マッサージがすごく役に立っている。
決して食卓で一緒にご飯を食べている時には出ない一言が、
マッサージの時に、ふと子供たちの口から出る。
是非、皆さんも子供に直接触れることの習慣化。実践してくだしね。
という内容でした。
「皮膚は「心」を持っていた」
さて先日、タイミングよく、子供に直接触れることの重要性・効果が、
弊協会の顧問である、
子どもへのタッチング等の研究の第一人者、桜美林大学教授 山口 創先生の新刊
「皮膚は「心」を持っていた」にしっかりと、弊協会の事と共に書かれていました。
少しご紹介しますね。
親としては「触れられるのを嫌がるから、
もう触れないで放っておこう」とは思わないでほしい。
やはり、子どものなかにある「触れてほしい」という
見えない欲求も満たしてあげなければならないと思う
私が顧問をしている
「キッズ&ジュニアスポーツコンディショニング協会」ですすめているやり方がある。
思春期の親子のスキンシップが自然にできる仕掛けとして使えると思うので、紹介しよう。
一般的に、中学生は部活で忙しい毎日を送っている。
とくに運動部の生徒は、筋肉痛に悩まされることも多い。
そこで、子どもの筋肉の疲労を回復させるようなコンディショニングの仕方を教えて、
きちんとしたマッサージができるように、
親に子どものトレーナーになってもらおうというものである
部活やスポーツの疲れを利用して、子どもに触れる提案である。
子どもが夕方疲れて帰宅したあと、
お風呂上がりや夜寝る前でもいい、
マッサージをしてあげるのである。
そういう触れ方であれば、「正当な理由」であるし、
子どもに抵抗なく触れることができるし、子どもも抵抗を感じない。
この協会でも多くの母親が子どもに触れる効果の大きさを語っていたのは印象的だった。
父親の場合は、こういった方法が取り入れやすいのではないだろうか。
※ 引用文献 皮膚は「心」を持っていた! (青春新書インテリジェンス) 新書 山口 創 (著)より抜粋
この本を読み終え、
私の取り組んできた、 「直接触れる」マッサージが、何にも代えがたい親子関係を作る。
これはやはり間違っていなかったんだ!
大変心強く、続けてきてよかったんだと思えました。
極端な話、私からすると、子どもがスポーツをしているということは、
子どもに直接触れることの「正当な理由」がもうすでにある。
スポーツを通じて、子どもと良いコミュニケーションが取れるきっかけが、
既に親子間に存在している。
それを続けることによって、子供がスポーツを辞めた後も、
良好な親子関係を維持する手段を手に入れたんだ。という風に感じました。
今回のブログの締めの一言も、先月とあえて同じにしますね。
是非、皆さんも子供に直接触れることの習慣化。実践してくだいね。
もちろん、同じマッサージをするなら、自己流ではなく、
しっかりと正しい方法を、パパママトレーナ講座で学ぶ事をお勧め致します。