親から子へのアドバイス! 長所を伸ばす?短所を克服する?子供への接し方について

2018年4月3日

こんにちは。
キッズ&ジュニア協会の細川です。

子どもがスポーツに取り組んでいるときに、
プレーがうまくいけば応援している側としては
素直に「よくやった!」「ナイスプレー!」と褒める機会が多いと思います。

 

前回のblog
(リンク先→URL: http://www.kj-spocon.or.jp/親から子へのアドバイス!-結果だけに一喜一憂す.html? 17年4月25日記事です)
で結果だけではなくプロセスを褒めよう、という記事を書かせて頂きましたが、
実はこのような褒め方はあまりよくないのではないかと個人的には考えていますが・・・)

では、ミスが出てしまったときはどうでしょうか?
あるいは、まだプレーが終わっていないのに走るのをやめてしまったり、
すぐにボールを追うことを諦めてしまったりしたら・・・?

「叱られないこと」が目的化してしまう

ミスを目の当たりにするとどうしても、「なんでそんな簡単なミスをするんだ!」「最後まで走れよ!」と、ついつい大声を出してしまいたくなる方も多いのではないでしょうか。

でも、このようにマイナス点を叱責する方法では、選手・・・特にまだ幼い年齢の子どもたちは、『叱られるのが怖いからプレーする』という状態になってしまいます。
練習でも同じですが、監督や、コーチや、先輩や、あるいは応援に来ている親からそのような叱責を受けてばかりいると、とにかく叱られないことがプレーの目的になってしまい、無難にこなそうという動きになってしまいがちです。

もっと言うと、叱られることが嫌になると、その競技自体が好きではなくなってしまい、練習や試合に行くことが億劫になってしまい、とうとうクラブを辞めてしまう・・・なんてことになりかねませんし、実際に高校レベルでもそのような退部者は全国のあちこちにいます。

これは本当にもったいないことです。
では、怒鳴ったり注意するのを止めれば解決するのでしょうか?

ただ褒めれば良い?

“褒めて伸ばせ”と言うのは簡単ですが、それでは短所は目をつぶったままで良いのでしょうか?これは、段階を経てアプローチを変えていく必要があります。

まず、子どもが競技に取り組み始めたばかりの頃。
基本的には「何もできない」状態です。
キャッチボール1つ、ドリブル1つ、うまくできないのです。
その状態で「なぜできないんだ!」なんて叱ろうものなら、
二度とその競技に触れたいとは思わなくなってしまいます。

最初は、できなかったことが少しでもできた瞬間に褒める。
それも、できたことそのものよりも、努力して繰り返し練習したプロセスを褒めまくる。

そうすると、その小さな成功体験を胸に、子どもたちはもっとできるようになりたいと意欲的になってくれるでしょう。
この取り組み初期には、短所だらけの状態ですのでまず長所を伸ばすことに注力しましょう。

短所の克服にチャレンジ

ある程度競技に馴染んできて、練習にも慣れてきたら、少しずつ短所の克服も開始してほしいですね。
この短所にも2種類あり、“やろうとしているができないこと”と“そもそも意識できていないこと”があります。

小学1年生の子が、150km/hのボールをヒットできない。
これはどうしようもありません。能力と技術を身につけていかないと、できないものはできないのです。

でも、笛が鳴るまで走る。
ダッシュは決められた線の手前で減速せず、線を越えるまでしっかり走る。
プレーの連携を高めるため、声を出す。
こんな行動は、上手いも下手も、身体が大きくても小さくてもまったく関係なく、
『やろうと意識さえすれば、誰にでもできること』です。ここをサボらせない事が重要です。サボり癖は、すぐ身についてしまいますから・・・。

怒鳴り声は必要ない

でも、ここでも大きな怒鳴り声は必要ありません。
練習前に、「今日は周りの誰よりも声を出してみようよ」とか「笛が鳴る前に足を止めずに頑張ってみようよ」「コーチに会ったら誰よりも元気よく挨拶しよう」と、1つだけテーマを与えてみます。

子どもたちに欲張ってあれもこれも、とたくさん伝えても伝わらないものです。
1日1つ、テーマを決めるのがコツですね。

そして前回の練習より、今日のほうが声が出ている。
最後まで諦めずに走っている。
その事実があれば練習後に思い切りその事に触れ、「まわりのチームメイトもプレーしやすそうだったよ」とか「頑張って走ったからボールに追いつきそうだったね。

惜しかった!次はきっとうまくいくよ」と、努力してやろうとした事(できたかどうかは、どちらでも構いません)を褒めてあげるのです。

 

そうすれば、子ども達はきっと意識が変わります。
やって当たり前、と思うその『当たり前』のレベルが上がります。
これは、選手として上達の一番の近道ではないでしょうか。

そうやっていくと、間違いなくチームの中でも中心選手となっていきます。
監督やコーチからも褒められる機会が増え、ますます競技にのめり込んでくれます。

その時に初めて、これまで目を瞑ってきたもう一つの短所、技術的・能力的な、すぐには解決できない短所に手をつけるのです。

声をかけ続けよう

「今はまだ150km/hのボールは打てないけど、
プロ野球の選手になりたいなら、いつか打てるようにならないとね。
そのために、まず素振りをしっかり頑張ろうか!」と声をかけてあげてください。

きつい練習でも、地道で単調なメニューでも、
目的さえはっきり自覚すれば、子ども達は驚くほど素直に取り組み始めます。

なんせ、私たち大人より圧倒的に元気ですから、放っておけば何時まででもやりますよ(笑)

 

いかがでしたか?
子ども達の長所、短所の克服方法について。
ぜひ、試してみてくださいね。

 

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この記事を書いた人: 細川 晴彦

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