「練習はたくさんすればするほど上手になるのか?」 リカバリーにおける「トリートメント」の有効性 Part2

2018年12月23日

皆さん、こんにちは。

キッズ&ジュニアスポーツコンディショニング協会顧問
フィジカルコーチの谷です。

「練習はたくさんすればするほど上手になるのか?」
リカバリーにおける「トリートメント」の有効性
今回は前回に続く、第二回目、「練習に偏りはないか?」ということについてです。

 

世の中的には、小さい頃から同じ種目に取り組むことによって世界レベルに到達できる!といったような風潮があるかもしれません。
しかし、私的には、もし色々な競技に取り組んでプレーの幅が広がっていたら、銅メダルは銀メダルに、銀メダルは金メダルに、金メダルは連覇に繋がっていくというように見てしまいます。
例えば、陸上だけだと、方向変換しない。
サッカーだけだと投げない、打たない。
野球やテニスだけだと蹴らない。
バスケットやバレーボールだけだと広域の空間認知能力が養われない、等々、
単一種目だと身体の使い方や感覚に偏りが生まれ、養われる能力の幅が狭くなってしまいます。
例えば、サッカーしかしてこなかった、ある選手の場合。

 

バレーのスパイクや野球の投球、打撃、テニスのサーブなど、
全身のしなりを使ってプレーをする感覚が乏しいので、
脚だけで蹴ろうとしたり、目一杯力んで蹴ろうとしたりして、
パフォーマンスレベルを落としてしまうだけでなく、障害に至ったりもしてしまう。

 

また、片方の脚でしか蹴ってこなかったので、逆足では全く蹴れなくなってしまっている、
などなど、かなり幅を狭めて育ってきてしまったんだなぁと思ってしまいます。
そういった偏りをなくして、幅を広げていくために、
様々な競技に取り組めるスポーツクラブを理想としていますが、
現状ですと、それを実践できているところも少ないかと思います。

 

クラブがなくても、たまに違った種目で「遊ぶ」ことはできるかと思います。
仲間に声かけして、そういった場を作り出してあげることはできるのではないでしょうか?

 

または、ある競技に取り組むクラブにおいて、
幅を広げていくための神経回路を増やしていくような取り組みをしていく。

 

具体的には、違った種目や別の運動を取り入れていくということです。
この実施にはご父兄の皆様のご理解が必要かと思いますが、
しっかりと説明した上でなら、実施可能かと思います。

 

運動経験の幅を広げてあげて、
その子が到達できる最高のパフォーマンスレベルを上げてあげられる環境があると理想的だと思っています。

 

次回は、「基本の基礎を疎かにしていないですか?」です。

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「練習はたくさんすればするほど上手になるのか?」 リカバリーにおける「トリートメント」の有効性 Part2

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谷 真一郎

この記事を書いた人: 谷 真一郎

キッズ&ジュニアスポーツコンディショニング協会顧問 元Jリーガー/日本代表・筑波大出身 現Jリーグ・ヴァンフォーレ甲府フィジカルコーチ 「タニラダー メソッド」にてジュニアからトップアスリートまで フィジカルトレーニング・コンディショニングの普及に努める

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