「練習はたくさんすればするほど上手になるのか?」 リカバリーにおける「トリートメント」の有効性 Part4【最終回】

2019年2月6日

皆さん、こんにちは。

キッズ&ジュニアスポーツコンディショニング協会顧問
フィジカルコーチの谷です。

「練習はたくさんすればするほど上手になるのか?」
リカバリーにおける「トリートメント」の有効性の最終回の今回は、
「正しい方法で練習できていますか?」ということについてです。

我々の現場感覚からすると、成果に繋がらないトレーニングはマイナスに働いてしまう、

ということがあります。

異なった表現をすると、間違ったトレーニングは、

すればするほどうまくいかなくなる、下手になってしまうということです。

 

例えば、シュートが入らない選手がシュート練習をするとします。

成果につながるトレーニングというのは、

得点の確率の高いコースに、安定してシュートを打てるようになることです。

 

しかし、この部分からズレてしまうと、ただただシュートを蹴り込んで、

数をこなすことによって得点の確率を上げようとしてしまう。

もし、そのシュートが、キーパーが防ぎやすい得点の確率の低いコースであったり、

バーを何回も越えてしまうような蹴り方をしているようであったら、

打てば打つほど、得点の確率の低いシュートのフォームが身についてしまいます。

そして、試合ではまたシュートを外してしまう。

こんな悲劇的なことはありません。

 

試合の局面で、どのような課題を克服したいのか。

そして、それはどのようなトレーニングによって改善されるのか、

といったことを突き詰めて、質の高いトレーニングをしないと、

うまくはなっていかないのです。

 

トレーニングは、量をこなせばうまくなるというものではなく、

成果につながるトレーニングでなければ、よくなることはないのです。

 

前回も解説させていただきましたが、

足の遅い子が、スピードを落としてしまう走り方を改善しない限り、

いくら走り込んで量をこなしても、足が速くはなりませんし、

やればやるほど遅い走り方が身についていってしまうのです。

 

トレーニングの持つ落とし穴に陥らないように、

質の高いトレーニングをして、うまくなっていってもらえることを願っています。

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「練習はたくさんすればするほど上手になるのか?」 リカバリーにおける「トリートメント」の有効性 Part3

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谷 真一郎

この記事を書いた人: 谷 真一郎

キッズ&ジュニアスポーツコンディショニング協会顧問 元Jリーガー/日本代表・筑波大出身 現Jリーグ・ヴァンフォーレ甲府フィジカルコーチ 「タニラダー メソッド」にてジュニアからトップアスリートまで フィジカルトレーニング・コンディショニングの普及に努める

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