サッカーでもイップスに!?スランプの源を断つことが必要!

こんにちは。
キッズ&ジュニア協会の細川です。

スポーツの世界で時々聞く「イップス」というフレーズ。
野球やゴルフの世界では有名な病気ですが、実はサッカー選手にもこのイップスは襲ってくることがあります。
一体、どのような病気なのでしょうか。

サッカーでもイップスに!? スランプの源を断つことが必要!

イップスとは何か

プロでなくても野球、ゴルフをされる方であれば、イップス(Yips)という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。イップスの語源は、「子犬が吠える」という意味だそうです。

イップスとは、勝負の局面において、プレッシャーのために極度な緊張状態に陥ってしまうことでプレーに支障をきたし、思い通りに動けなくなる運動障害のことを指しています。
静止した状態から動作を行う野球やゴルフなどの競技では特に陥りやすいとされる病気であり、イップスにかかってしまうと、普段のキャッチボールはできるのに(試合中や、試合を想定した練習であっても)一塁手に向かって投げると暴投してしまったり、プロ選手であっても驚くようなミスをしてしまうことになります。

身体的には、手足が痺れたり、全身が硬直状態になってしまったりして、思うように自分の身体をコントロールできなくなってしまいます。

プロでも苦しむイップスの症状

イップスというフレーズは、1930年頃に活躍したプロゴルファーのトミー・アーマーが、この症状のために引退したことで有名になったそうです。
同様に、イップスが原因で引退に追い込まれてしまったり、ポジションのコンバートを余儀なくされた選手も星の数ほどいる恐ろしい病気です。

イップスの症状が出たプロアスリートはやはり野球やゴルフが最も多く、次いで卓球、バドミントン、テニスなどのラケット競技、バレーボールやサッカーなどの球技、そして陸上、水泳といった個人競技まで波及しています。

昨年6月にはサッカーのワールドカップが開催され、日本代表チームの躍進が日本列島を熱狂の渦に巻き込みましたが、その裏側ではイップスに苦しむ選手もたくさん存在していたそうです。(一説には、代表の中にもイップスの症状が見られ、苦しんでいた選手もいたと言われています)

特に、サッカーとはバスケットやバレーボールなどと比べると、なかなか得点の入らない競技ですから、一本のシュートを決められるかどうかが、勝負の決め手となってしまいます。
イップスは誰でも発症する可能性があるそうですが、イップスになってしまう選手にはある特徴があります。
それは、性格の違いこそあれ概ね「真面目であり」「責任感が強い」ことです。

例えば日本代表に選出され、あれだけの期待を全国民から受けると、そのプレッシャーたるや相当なものになってしまうでしょう。
そのプレッシャーに押しつぶされてしまう選手もいるわけです。

イップスの克服方法とは

サッカー選手がもしイップスになってしまったら・・・最大の特効薬は、試合の中でゴールを決めることです。それも偶然の産物ではなく、自分が意図した通りのプレーでゴールを決めること。

これができると自信を取り戻し、“普段通りのプレー”に戻っていくことができるそうです。
とはいっても、そうそう都合良くゴールなんて決められないのも事実です。
まずは、イップスになってしまった原因を自分で振り返って考えてみることが大事です。

そして、ゴールとはいかないまでも、パスを通す、きちんとトラップするなど、小さな成功体験を積み重ねることで自信を取り戻していきます。

自分がゴールを決めた試合の映像を何度も繰り返し観ることも効果的なようです。
何よりも辛いのは、これまで当たり前のようにできていたことが、ある日突然まったくできなくなってしまうこと。
そして、わかりやすい骨折などの怪我でもないため、周囲から理解されないことです。

監督から「真面目にやれ!」と叱責されてしまうかもしれません。
克服するためには、周囲の理解、協力が必要不可欠です。
症状の程度に限らず、イップスであることを正直に告白し、真剣に克服に向けて努力していることを理解してもらうことが重要なのです。

なかなか自覚するのも難しい病気かもしれませんが、あまりにも自分のプレーがいつもと違うぞと感じたら、一度疑ってみてください。そして、仲間にもきちんと相談してください。
きっと、仲間の支えが克服に繋がるはずですから。

 

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この記事を書いた人: 細川 晴彦

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