子供の成長期特有の膝の痛み「オスグッド」ってなに? 専門家が教える正しい知識と対処法

こんにちは。パパマママスターインストラクター/アスレティックトレーナーの佐藤です。
※そもそも、パパママインストラクターって何?と思っていませんか?
パパママインストラクターについて詳しくはこちらをご確認ください。

さて、早速の質問ですが、
あなたは「オスグッド」って何の事かお判りになりますか?

「オスグッド」とは、成長期に発生する膝の痛みの事です。
今あなたがこのページを見ているという事は、
あなた自身が「オスグッド」とお医者さまから診断された!
もしくは、お子さまが診断された!など身近な人が
「オスグッド(膝の痛み)」と関係があるからこのページを見られているのだと思います。

今回の記事は、そんなあなたにぜひ読んでいただきたい内容となります。

ここで少し、私のことを伝えさせてください。
実は、私の子どももよく「膝が痛い」と言っていました。
当時6歳で、まだまだ「激しいスポーツをしている」にはほど遠い状態の子どもでしたが、
それでもたくさん動いた日や歩いた日は「膝が痛い」と言うことがありました。

当時は、そんな時…

  • なぜ膝が痛くなるのか?
  • 膝が痛い言った時にどう対処すればいいのか?

ととても不安な気持ちになっていました。

今からお伝えする知識を、
当時に知っていれば、不安にならずに済んだのに・・・。
と自分自身で思います。

世の中には「知っていれば!」ということが、本当にいっぱいあります。

この記事を最後まで読んでいただき、
少しでもあなたの不安や心配が軽くなればと思います。

また、大切なお子さまが「膝が痛い」のであれば、
その痛みがひどくなる前に、解決する為の最短で、
最善の方法を選択できるようしっかりと情報をお伝えしたいと思います。
くどいですが「知らない」ことが、子どもの競技復帰を遅らせることもあります。
そして、「知らない」ことで、重症化することもあります。

大人は、子どもに代わって練習をすることもトレーニングすることも出来ませんが、
サポートする側として正確な知識を身に着け、的確にアドバイスし、
子どもをケガやアクシデントから守ってあげる事は出来るはずですよね。

ぜひこの知識を「知り」そして、ご活用ください。それではまいります。

目次

1.子どもが病院で診断された!?「オスグッド(膝が痛い)」って何?

1-1.膝の「痛み」が発生するしくみとは?

お子さまが「膝が痛い」と訴える時。
その膝は、一体どのような状況にあるのか?という事にについて伝えていきたいと思います。

膝は太もも部分にある骨「大腿骨」と、
すねにあたる「脛骨」で構成される関節です。
その膝関節を曲げたり伸ばしたりすることは、
いくつかの筋肉が働くことで可能となります。
膝を伸ばす筋肉の代表的なものの1つに「大腿四頭筋」があります。
大腿四頭筋は骨盤や大腿骨からはじまり、
膝のお皿「膝蓋骨」を介して、膝下にある脛骨にくっつきます。
この部分、成長期の時点ではまだ骨ではなく、軟骨でできています。
それは、「柔らかい」ということ。
特に小学校高学年から中学生にかけては、筋肉の成長より骨の成長の方が早い時期。
骨はぐんぐん伸びるけど、そのスピードに筋肉はついていけない…
骨が筋肉を、筋肉が骨を、お互いがお互いを引っ張りあう、
ストレスの多い時期でもあります。
そんな環境の中で、たくさん練習をしたり、ハードな練習が続いたりして、
大腿四頭筋が疲れたら…大腿四頭筋は硬く、短くなり、
その「柔らかい」部分を引っ張ってしまいます。
もともと、ストレスの多い時期である上に、
さらに硬く、短くなった大腿四頭筋が「柔らかい」部分を引っ張るのです。
引っ張られたことで、「柔らかい」部分とその周辺に「痛み」が発生します。
「痛み」の時点で対処ができれば、
場合によってはその日の内に痛みがなくなることもあります。
「ひと晩寝たら、朝には痛みがなくなっていた」ということもあります。

1-2.膝の「痛み」をそのままに放置しておくと…

「痛み」を我慢したまま練習を続けたり、
対処をしないまま練習を続けると、
大腿四頭筋は更に硬く、短くなり、「柔らかい」部分は引っ張られ続けたり、
さらに強く引っ張られたりすることになります。
結果「柔らかい」部分はその牽引力に負けて骨がボコッと出てきてしまったり、
骨がベリッと剥がれてしまう「れつ離骨折」を引き起こしてしまったりすることもあります。

これが「オスグッド」です。

「オスグッド」の発生原因になる大腿四頭筋、
その働きをスポーツの動作で考えてみると、
「走る」ときや「ジャンプする」とき、「ダッシュからストップする」とき、
「ボールを蹴る」ときや「中腰の姿勢をキープする」ときなどがあげられます。

そう。

スポーツで良く行われる動作です。
これらの動作は、スポーツの中でみんな行っていますよね?でも、
「オスグッド」に「なる子」と「ならない子」がいます。
その差は一体何が違うのでしょうか?

2.「オスグッド(膝が痛い)」に“なる子”と“ならない子”の差。~“なる子”の5つの要因~

「オスグッド(膝が痛い)」に“なる子”と“ならない子”の差。~“なる子”の5つの要因

「オスグッド」は疲労して硬く、短くなってしまった大腿四頭筋が、
脛骨のでっぱりを引っ張ることで起こります。
だから、練習の内容や量によって、「なる」「ならない」は影響されます。
しかし、同じ内容・量の練習をしているのに、
「オスグッド」に「なる子」と「ならない子」がいますが、
その差はなぜ起こるのでしょうか?
「オスグッド」に「なる子」は、次の5つの要因をもっています。
これらの要因を1つ1つ改善していくことで、
「オスグッド」を予防したり、早期に改善したりすることができるようになります。

2-1.「オスグッド(膝が痛い)」に“なる子”は、姿勢が悪い

俗にいう「猫背」で「へっぴり腰(恥骨を前に突き出すイメージです)」の姿勢では、
骨盤が後ろに傾いている状態になります。
この状態の時、通常より大腿四頭筋は引っ張られることになります
(大腿四頭筋は骨盤の前側上部にあるでっぱりの少し下からはじまっているからです)。
骨盤が後ろに傾いている状態で日常を過ごし、スポーツをしたら、
そうでない人と比べて常に大腿四頭筋が引っ張られている状態になってしまいます。
そうすることで膝下の柔らかい骨の部分を引っ張り、痛みが出る、はく離骨折になる。
ということになってしまいます。

2-2.「オスグッド(膝が痛い)」に“なる子”は、身体の使い方の癖がある

走り方、ダッシュからのストップの仕方、ジャンプの仕方、ボールの蹴り方など、
それぞれ身体の使い方の癖があるもの。
その癖が「大腿四頭筋に負担がかかりやすい癖」だった場合、
大腿四頭筋が疲れてしまい、硬く、短くなりやすくなってしまいます。
例えば、腰の位置が低い状態で走る。
進行方向と、膝、つま先の向きが異なる。
しゃがむ時につま先より膝が前に出やすい。などなど。
そんな動きをみることができたら、
お子さんの大腿四頭筋が硬くなっていないか確かめてみてください。

2-3.「オスグッド(膝が痛い)」に“なる子”は、コンディショニングを習慣化していない

お子さんの睡眠時間がどのくらいかご存知ですか?
年齢が高くなればなるほど、充分な睡眠時間を確保することが難しくなってきます。
しかし疲れた筋肉、身体を回復させるためには、しっかり睡眠をとる必要があります。
そこで、時間だけでなく「睡眠の質」に注目し、
熟睡できる環境を整えることで、
疲労回復の働きももつ成長ホルモンを充分に分泌することができます。
「練習で帰りが遅くなり、睡眠時間が充分にとれない。」などとお悩みの方は、
睡眠の質に注目することも大切です。

2-4.「オスグッド(膝が痛い)」に“なる子”は、ストレス・プレッシャーを受けている

レギュラー争いに負けたくない!監督、コーチに怒られないように…。
そんなストレスやプレッシャーを受けて身体や心が緊張したままで、
休むことなく練習や日常を過ごしてしまうと、
身体も心もどんどん疲労していってしまいます。
無意識に身体に力が入りやすくなってしまったり、
力を抜くことが難しくなったり、できにくくなくなったりもします。
ストレスやプレッシャーを発散する機会をつくったり、
その方法を身に付けたりすることが大切になります。

2-5.「オスグッド(膝が痛い)」に“なる子”は、自分の身体状態の感覚が乏しい

「今日はここの筋肉が硬くなっているなぁ」とか「この動きが行いにくいなぁ」
を感覚として感じられれば、それを改善、回復させる対応をすることができます。
身体状態の感覚を感じられないと、改善、回復のための対応をすることができなかったり、
する必要性を感じられなかったりします。
自分の身体の状態に敏感になるには、
お子さまご本人の努力や感覚頼りにするのではなく、
お父さん、お母さんのご協力が必要不可欠になります。

3.うちの子・・・「オスグッド」かな?膝が痛いなら、今すぐに病院へ行くべき?それとも・・・

「膝が痛い」そうなってしまった場合、まずはどうすればいいのでしょうか?

まずは、病院へ行く(受診する)。

この行動は、すごく重要です。

でも…こんな場合もあります。

  • 昨日痛いって言っていたのに、今日は痛くないみたい・・・
  •  痛いって言っていたけど、練習に行くといつも通り・・・(大丈夫なのかな?)

子どもがこのような場合は、あなたどうされますか?
すぐに病院を受診されますか?しませんか?

じゃどうすればいいのか?という事を、以下事例を参考に解説いたします。

3-1.【ケース1】昨日痛いって言っていたのに、今日は痛くないみたい・・・

痛みの原因は、
膝下の骨の柔らかい部分が筋肉(大腿四頭筋)に引っ張られることによるものであり、
筋肉の引っ張りがなくなると、痛みがなくなります。
それはつまり、昨日はたくさん練習して筋肉が疲労していたから、
骨が引っ張られて痛かった。
でも、今日は筋肉の疲労がとれたから、骨が引っ張られなくて痛くない。
ということになります。

このような場合は、すぐに病院を受診する必要はないかもしれませんが、
痛みが続く場合や、痛みが強い場合は、できるだけ早く受診することをお勧めします。

3-2.【ケース2】痛いって言っていたけど、練習に行くといつも通り・・・(大丈夫なのかな?)

子どもは頑張る生き物です。
楽しい事なら、痛い事を忘れてやってしまったりするものです。
このことを前提として考えていくと、解りやすいかと思います。
痛いんだけど、楽しくて痛みを忘れちゃう。

痛いんだけど、やっているうちにできちゃった。
でも、終わったらやっぱり痛い…
「痛さ < 楽しさ」になってしまうのが、子どもです。
言葉だけをみるのではなく、全体をみて、早めに受診したり、
練習を休む選択をすることが大切になります。

以上が、解説になります。

そもそも… “「オスグッド」ってそもそも予防できないの?”
ってあなたは思いませんか?
そんなあなたに読んでいただきたいのが、
次にお伝えする専門家が教える「オスグッド」の予防と症状の改善方法についてです。

4.専門家が教える「オスグッド」の予防と症状の改善方法5選

4-1.①正しい姿勢を意識する

「オスグッド」に「なる子」と「ならない子」の差の1つに姿勢の問題がありました。
日常生活の中で正しい姿勢を意識していくことで、
意識→無意識に出来るようになり、常に正しい姿勢でいることが出来るようになります。
例えば、こんなことを意識します。

  • イスに座る時は「骨盤を立てる」ことを意識する
  • 走る時は「目線は10~20m先」を見るように意識する
  • 立つ時につま先と膝が内側や外側に向いたりせず「まっすぐ同じ方向を向いている」か、お臍の少し下に力を入れるようにし肩甲骨を寄せて引き下げるように意識する

これは、継続が大切です。
少しずつでもいいので毎日続ける、
毎日意識し続けることで良い姿勢をつくることができます。

4-2.②身体を温める

身体を温めることで全身の血行を促進し、疲労回復を促します。
夏の熱いとき湯船につかることは嫌かもしれませんが、
ぬるめのお湯にゆっくりつかることで心身ともにリラックスでき、
血行促進することで、筋肉が硬く短くならないように作用してくれます。

アイシングをされている方もいるかと思いますが、「アイシング=冷やす」こと。
「オスグッド」の原因は大腿四頭筋が硬く短くなって膝下の骨を引っ張ることで起こります。
冷やすことで筋肉が硬く短くなっては逆効果。

アイシングは、練習後等でどうしても痛くて仕方がないときに
「冷やすことで痛みの感覚を麻痺させたい」ときや
「冷やしてその後すぐにお風呂に入れる=反動でより血行が促進される」ときだけにし、
その他の時は、逆にできるだけ太ももの前側を冷やさないように注意しましょう。

4-3.③筋肉が硬く短くならないようにケアする

「②身体を温める」でもお伝えしましたが、
「オスグッド」の予防、症状改善のためには、
大腿四頭筋が硬く短くならないようにすることが大切です。
ですので、ストレッチングやマッサージなどを行い、
筋肉が硬く短くならないようにケアすることが大切です。
(ストレッチングの方法は、以下で説明いたします。)
注意することは、良かれと思って強くやりすぎないこと。
「気持ちいい」を基準に行うことで、
筋肉などを傷めない安全で効果的なケアを行うことができます。

4-4.④しっかり睡眠をとる

睡眠は心身の疲労回復にとても有効です。
時間もそうですが、質も向上させることでより効果的に疲労回復することができます。
年齢が高くなればなるほど、睡眠時間の確保は難しくなります。
ですので、視点を変えて、睡眠の質を高めることが大切です。
寝る環境と生活リズムを整えることで、
「朝起きたらスッキリ!」を体感できることでしょう。

4-5.⑤心のコンディショニングも忘れずに

「病は気から」という言葉を聞かれたことがあるかと思います。
「ケガは違うんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、
実は繋がっているのです。
「いやだなぁ」と思いながらやる練習と
「うまくなるぞ!」と思ってやる練習では効果が違ってきます。
「痛いけど大丈夫かなぁ」と思いながらやる試合と
「思いっきりやるぞ!」と望む試合では身体の動きは変わってきます。
不安や不満を抱えながらやることは身体にも影響を与えます。

だから、心を休ませてあげる、コンディショニングが必要になります。
好きな音楽を聴いたり、
ゆっくり散歩したり信頼できるお友達や家族に話をしたりしてリラックスしたり、
リセットできる時間をつくるといいでしょう。
また、物事の捉え方、見方をプラスに変えるというスキルも身につけていくと良いでしょう。

以上、今回お伝えした5つの方法

  1. 正しい姿勢を意識する
  2. 身体を温める
  3. 筋肉が硬く短くならないようにケアする
  4. しっかり睡眠をとる
  5. 心のコンディショニングも忘れずに

を続けることが「オスグッド」の予防、症状改善につながります。

5.専門家が教えるオスグッドの症状改善に効果的なストレッチング

「膝が痛いよ!」と子どもが言った場合の受診の重要性とそのタイミングは、
すでにお伝えしていますが、
この章では、オスグッドと診断された場合や「膝が痛いよ!」と言った場合、
子どもが「なる子」の要因から考えられる、
予防と症状改善に効果的な5つのストレッチングをお伝えします。

5-1.ストレッチングにおける効果とは?

①筋肉の柔軟性向上→関節の可動域拡大

望ましくない姿勢や動きをつくってしまったり、
痛みの原因の1つに筋肉の硬さがあります。ストレッチングを行うことで、
その原因を取り除いていきます。

②血行促進

疲労によって硬く短くなってしまった筋肉は、血流を阻害してしまいます。
ストレッチングをすることで筋肉の硬さが改善され、
血行を促進し、老廃物の除去と新しい酸素と栄養素を届けることに役立ちます。

5-2.ストレッチングを行う際に気をつけるべき(必ず守って欲しい)凄く大切な事

①ゆったりとした呼吸を意識する

ぐっと息を止めると、力を入れすぎてしまい、血圧があがります。
ストレッチングを行う時はリラックスすることが重要です。
ゆったりとした呼吸を意識して、呼吸を止めないように行いましょう。

②痛い所まで伸ばさない

痛い所まで伸ばす方が、効果があるような気がしていませんか?
「痛い=やりすぎ」です。
筋肉を痛め、逆効果になります。
「気持ちいい」状態で行うようにしましょう。
もちろん痛みが出た場合は、すぐにストレッチングを止めましょう。

③身体が温まっている時に行う

身体が冷えて固まった状態で急にストレッチングを行うと、
筋肉などを痛める危険性が高くなります。
そのため、ストレッチングは運動後やお風呂上りなど身体が温まっている時に行うようにしましょう。

5-3.子どもが「なる子」の要因から考えられる、予防と症状改善に効果的な5つのストレッチングとは?

①太ももの裏側のストレッチング

骨盤が後ろに傾いてしまっている、
いわゆる「へっぴり腰」は「オスグッド」の発生要因の1つです。
骨盤を後ろに傾けてしまっている要因の1つが、太ももの後ろの筋肉です。

その部分をストレッチングすることで、骨盤を引っ張らないようにし、
骨盤の後傾を改善することができます。

  1. 両膝を曲げた状態で床に座ります。
  2. 上体を前に倒した状態を維持しながら、可能な所までおしりからかかとを遠ざけていきます。

少しずつかかとの位置を遠ざけることで、
無理なく太もも裏を伸ばすことができます。
そして、これ以上遠ざけられないところまでいったら、
その状態で30秒程度キープしましょう。

②おしりのストレッチング

身体の使い方の中で、膝が外にひらいてしまったり、
逆に膝が内側にはいってしまったりして、
つま先と膝の向きが異なった状態で動いている場合、大
腿四頭筋への負担が大きくなり、オスグッドの発生要因となります。

その状態を改善するために、次の2つのおしりのストレッチングをおこないます。

その1

片側の膝を立てた状態で床に座ります。
反対側の足首をひざ上に乗せるようにし、膝を外側にひらきます。
膝を胸に近づけるようにします。おしりが伸びている感覚があれば、
そのまま30秒程度キープしましょう。

その2

脚を伸ばした状態で床に座ります。
片側の脚の膝を曲げ、膝90度、足首90度になるように、写真のようにする。
膝下の内側を、膝を起点に床に押し付けるように力を入れます。
5秒力を入れ続けたら力を抜く、を5回繰り返しましょう。

③太ももの前側のストレッチング

太ももの前側、大腿四頭筋が膝下の骨を引っ張ることで痛みがおこる「オスグッド」。
膝下の骨を引っ張らないように、大腿四頭筋を伸ばしましょう。

その1

膝を伸ばした状態で床に座ります。
手を後ろについた状態で片側の膝を曲げます。つま先は頭側に伸ばしましょう。
余裕があれば、少しずつ上体を後ろに倒しましょう。
大腿四頭筋が伸びている感覚があれば、そのまま30秒程度キープしましょう。

その2

脚を前後に大きく開いて膝を曲げ、後ろ側の膝が床につくようにしましょう。
後ろ側の脚のつけ根が伸びるように、前側の脚へ体重をかけていきます。
この時上体が前後に倒れすぎないように気をつけましょう。
太もも前のつけ根が伸びている感覚があれば、そのまま30秒程度キープしましょう。

その1の方法は、膝が痛くなりだしてからでは痛くてできない可能性があります。
その場合は、その2の方法を行ってください。
後ろ側の膝下に、クッションなどをおくとより良いでしょう。

股関節周辺を柔軟に保つことはオスグッドの予防だけでなく、
スポーツ中の動作の向上や他のスポーツ障害の予防にもなります。

ストレッチングは、続けることが大切です。毎日のルーティーンの中に、
これらのストレッチングをいれていきましょう。

しかし、まだまだお子さまだけでは、

  • 十分にストレッチングできない…
  • ストレッチングしているけど、まかないきれないくらい疲れている…

こんな時は、お父さん、お母さんの出番です。

パパママトレーナー講座でお伝えしている「コンディショニングマッサージ」で
大腿四頭筋をゆるめましょう。
今回はその方法を少しだけ、お伝えします。

パパママトレーナー講座でお伝えしている「コンディショニングマッサージ」とは?

まずコンディショニングマッサージ用に開発された専用のアロマローションを手に取って、
手の平全体にのばします。

膝上から太ももの付け根まで末端から中心に向かって、
血液を流すように筋肉を伸ばすように手の平全体で血液を流すように触ります。

太ももの付け根付近まで触ったら、
手の平は密着したまま、力を抜いて膝上まで戻ります。
太ももの前面も、内側も、外側も全体的に同じように行います。

密着すればするほど、たくさんの血液を流せます。
密着すればするほど、気持ちよさは増します。

  • 専用のアロマローションって、どんなもの?
  • 密着ってなに?
  • どのくらいの力加減でやればいいの?

という方は、是非パパママトレーナー講座をご受講ください。

コンディショニングマッサージの方法はもちろん、
マッサージをしても疲れない身体の使い方や絶妙な力加減を習得いただきます。

いろいろなお話をしながら、リラックスできる香りに包まれて、
お父さん、お母さんにコンディショニングマッサージをしてもらう。

何ともいえない幸せな時間を過ごすことで子どもはきっと、
心身ともにコンディショニングできることでしょう。

最後に…

いかがでしたでしょうか?
この度は、最後まで読んでいただきありがとうございます。
「オスグッド(膝が痛くなる病気)」について、ご理解いただけましたでしょうか?
文頭でお伝えしたように、世の中には「知っていれば!」ということが、
本当にいっぱいあります。少しでもあなたの不安や心配が軽くなればと思います。

また、お伝えしたように子どものコンディショニングを整えてあげるは、
お父さん・お母さんの役目です!
パパママトレーナー講座では、
そのコンディショニングマッサージの方法をしっかりお伝えしております。
ぜひ、パパママトレーナー講座をご受講ください。

 

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佐藤 曜子

この記事を書いた人: 佐藤 曜子

「スポーツに関わる仕事がしたい。」というザックリした目標を持って進学した体育系大学在学中に「アスレティックトレーナー」の存在を知り、その仕事内容に「ピンッ!!」ときた私。 「どうしてもこの仕事がしたい!」と大学卒業後、専門学校へ進学し、トレーナーの道へ進みました。 スポーツ現場、医療現場、スポーツ系専門学校での教員を経て、現在はアロマテラピーを用いながら、スポーツ選手を始め、一般の方々へのコンディショニングを行っています。 ■一般社団法人 キッズ&ジュニア スポーツコンディショニング協会   認定インストラクター ■(公財)日本体育協会公認アスレティックトレーナー? ■アスリートネットワークLab. トップコンディショニング担当トレーナー

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