「熱中症」は毎年やってくる非常に危険な猛威ですよね。
特に、2020年は新型コロナウイルスの影響で基本的はマスクを着用した状態で日々の生活を送ることでより、厳しい日々が続いています。
知っていますか?
日々テレビでは新型コロナのニュースが放送されていますが、熱中症での死者数の方が多いのです。それだけ危険な熱中症ですから、しっかりと危険度を知り、予防していきましょう。
熱中症の危険度
熱中症は毎年平均500人近くもの死者数を出す危険なものです。インフルエンザも同様ですが、毎年一定の季節になると流行することから、若年層に至ってはそこまで危険視せずに日々の生活を送っている人が多いです。
しかし、本来2020年に世界的に流行している新型コロナウイルス以上に短い期間で死者を出すものなのです。
特に熱中症は予防をしていれば引き起こす可能性を低くすることが出来ますが、どんな人にとってもかかってしまう可能性のあるものです。特に炎天下の中で激しい運動を繰り返す子供たちにとっては、いくら日頃から動いていて、体力があるとはいえ、十分に気をつけていても足りないくらいなのです。
熱中症対策に効果的なもの
よく、塩分を摂取するのがいいと言われます。それは間違いありません。ですが、大きく言えば「ミネラル」を摂取することが大切です。
熱中症対策のためにたくさん水を飲むようにしますよね。あれは体内の水分量を一定に保つ目的もありますが、水に含まれるミネラルを摂取する目的もあるのです。
とくに塩分などのミネラルは正確には、カリウムなどのミネラルの一種であり、ミネラルの中で言えば一部に過ぎません。
しかし、水にはナトリウムなどのミネラルも含まれていますし、スポーツドリンクなどには電解質(ミネラル)として水以上に含まれていることが多いです。
電解質とは、電気によって分解された物質のことで、酸素、水素などの単分子で表現されているものです。つまり、これらがミネラル。
ミネラルの体内の働き
ミネラルは体の調子を整えたり、維持していく働きがあります。もう少し細かくいうと、細胞機能を維持する働きをしています。ミネラルは人間の体の約4%を構成していて、こちらも体内で生成することはできません。そのため、食事などからの摂取が必要です。
5大栄養素のタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンを有機質であることに対し、ミネラルは無機質です。
過剰摂取も良くない
不足しがちだからと言って過剰に摂取してしまうのもかえって体によくありません。ミネラルと同様にミネラルも5大栄養素として含まれますがこの二つは微量栄養素とも呼ばれていて、1日に必要な摂取量は実はそこまで多くありません。過剰に摂取していまうと、それも体に異常を起こしてしまいます。
様々なビタミン、ミネラルがありますが、全てはバランスよく取ってあげることが大切です。
そのため、食事もバランスを考えた食事ができるように子供の食生活を作ってあげてください。