疲労を溜めない「疲れ」ってナニ?

2015年6月12日

初めまして。
トレーニング&コンディショニング担当の佐藤曜子です。

このブログでは、身体のこと、トレーニングのこと、ケガのことなどを
簡単に分かりやすく、「へぇ?!」となるようにお伝えしていきます。

 

練習後や普段の生活などで「疲れたー」ということはありませんか?

「あるある!」

と、お父さん、お母さん方から聞こえてきそうですが…

 

その「疲れた」の原因はなにか、ご存知ですか?

疲れの原因はエネルギーを作り出した際にできる、活性酸素す。

 

 

活性酸素ってナニ??

エネルギーを作り出した時って、どんな時??

活性酸素って??

活性酸素とは「不安定な状態になった酸素」のこと

エネルギーを作り出した時とは「激しく体を動かすこと」なのです。

酸素は基本、酸素原子が2個結びついて1個の酸素分子を形成しています。

この1個の酸素原子は、その中に1個の核(原子核)があり、その周りを8個の電子がるという、左右対称でバランスの取れた分子の形をしています。

 

図1

 

図1. 酸素分子

 

8個の電子は、ペア(対)になりながら原子核の軌道を秩序正しく回っている状態であれば、原子は電気的に安定していますが、激しい運動をしたときなどのふとしたきっかけで、ペア(対)を組めない不対電子が発生します。

 

図2

疲労を溜めない「疲れ」ってナニ?

図2. 代表的な活性酸素(スーパーオキシドラジカル)

 

これによって大変バランスが悪く、不安定な酸素が出来てしまいます。それが活性酸素です。

その不安定な酸素は、何とか自分を安定させようと、手あたり次第に近くの分子から電子を奪い取ってしまいます。そうして細胞を酸化させて(サビさせて)傷付け、老廃物を出してしまいます。

また、活性酸素は細胞核内のDNAを傷つけ、ガン細胞を作り出したり、動脈硬化の原因にもなることが分かっています。

 

そして活性酸素が細胞を酸化させた時に出てきた老廃物によって、たんぱく質の一種である疲労因子「FF(ファティーグ・ファクター)」が作られます。

 

疲労因子「FF(ファティーグ・ファクター)」が疲れに及ぼす影響とは?

 

作られたFFが脳へ疲労の信号を送ると共に、筋肉や細胞の働きも低下し、疲労感が生じます。

体内の活性酸素量が増えると同時に、FFも増えていき、さらに疲れを強く感じるようになります。

 

すなわち、疲れの原因物質活性酸素

直接的に疲れを引き起こすのは疲労因子「FF」ということになります。

疲れの原因、ご理解いただけましたか?

次回は、どうしたら疲れを回復することができるか。
について、お伝えしたいと思います。

お楽しみに!

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起こるべきことは、必ず起こる。 それに向け、真摯にしっかり準備できているかどうか。その差がすべてだと思う。

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佐藤 曜子

この記事を書いた人: 佐藤 曜子

「スポーツに関わる仕事がしたい。」というザックリした目標を持って進学した体育系大学在学中に「アスレティックトレーナー」の存在を知り、その仕事内容に「ピンッ!!」ときた私。 「どうしてもこの仕事がしたい!」と大学卒業後、専門学校へ進学し、トレーナーの道へ進みました。 スポーツ現場、医療現場、スポーツ系専門学校での教員を経て、現在はアロマテラピーを用いながら、スポーツ選手を始め、一般の方々へのコンディショニングを行っています。 ■一般社団法人 キッズ&ジュニア スポーツコンディショニング協会   認定インストラクター ■(公財)日本体育協会公認アスレティックトレーナー? ■アスリートネットワークLab. トップコンディショニング担当トレーナー

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