高校を卒業するまではケガがすごく多くて悩まされていました。
最初はオスグッドという成長を伴うケガ。
小学3年で人よりだいぶ早く、医師に言われたのが運動し過ぎ。
それでもスポーツを辞められなかったですし、痛みをガマンしながらやっていました。
「好き」「楽しい」というほうが大きくて、周りに止めてくれる人もいませんでしたし、
みんなとの差が開いてしまいそうで不安でした。
もしあの時にコンディショニングの方法を知っていたらきっと積極的に取り組んでいたでしょうね。
スポーツをしていると、どうしても成長に伴って痛みが出ると思うので、
まずしっかり身内でもいいので伝えるということと、今はたくさん情報が得られるので、
いろんな人に相談してその正しい方法を吸収するというのは、
子どもの頃からできたらいいんじゃないかと思います。
コンディショニングを自分で整えられないと試合でベストを出せないので、
常にベストを出すためには必要なことだと思います。
子どもの時はなかなか決断ができないので、親がしっかり決断してあげてほしい。
子どもの判断をすべて否定するというわけではないですが、
ただ、子どもが決められない時に親が判断するのは大事だと思いますので。
そういう手助けをして上げたらいいと思います。
女子サッカー
高瀬 愛実 選手
Megumi Takase
2010年になでしこジャパンに19歳で初選出。
2011年にはFIFA女子ワールドカップのメンバーに選出され優勝に貢献。
2012年のなでしこリーグでは18試合で20得点を挙げ、
リーグ得点王、リーグ最優秀選手賞を受賞。
日本女子サッカーリーグ・INAC神戸レオネッサ所属。
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